本物のボイストレーナー 育成プログラム

本物のボイストレーナー育成プログラム
2025年受講生募集
諸事情によりスタート延期となりまして1月スタートで再募集致します。
ご興味のある方はフォームより是非お問い合わせください。

1年コース(2年コース)
グループでの授業1回3時間 毎月3回

発声学(解剖学 発声理論 筋連鎖とバランス) 声の聞き方 誘導法 伴奏法

半年額(分割) 180000円 1年額 350000円  2年コース 680000円 (税別)
スケジュールの詳細はリモート説明にて行います (対面での説明も可能)


本物のボイストレーナー育成プログラムとは

このプログラムは、ボイストレーナーの養成レッスンのコースです(3名以上開校 定員6名)
今回、初めてトレーナーの育成レッスンを始めますので一期生となります。
是非この機会に、一緒に本物のボイストレーナーとしての第一歩を踏み出しましょう!

今、ボイストレーナーという職業は、さほど知識やスキルがな無くてもできる状態で、実際に駅前のスクールでは、まだまだ生徒レベルのアルバイトトレーナーが沢山の仕事をしています。

それはそれで、初心者向けのレッスンには適している場合も多々あり、歌いたい気持ちのある人のハードルを下げ、後押しをしてくれる作用もあり、悪いとは思っていません。

しかし、そのキャリアだけではいくらやってもプロフェッショナルなシンガーを育てられる力はつきません。自分の力不足に不本意な感覚を持つ事も多いのでは無いでしょうか。

一時のアルバイトのつもりではなく、本当に力になれるボイストレーナーとしてやっていきたいと思われる方を対象に、このコースで技術提供をして育ってもらいたいと思っています。

もちろん、今トレーナーをしていなくても、これから本物のボイストレーナーになりたいと考えている人、声に秘密をもっと深く知りたいと思っている人、既にボイストレーナーをやっているが、さらに上を目指したいという人にも、是非受講していただき、しっかりとした本物の技術を取得していただきたいと思っています。

シンガーとトレーナーを兼業でやっていきたいという人も、受講には問題ありません。むしろ是非歌っていっていただきたいです。

ただ、本当はトレーナーはやりたく無いけれど、シンガーでは食べられないので、パート感覚でトレーナーもやろうというタイプの人はご遠慮ください。

他人の声を誘導する事は片手間の気持ちではできないし、プロフェッショナルな技術には繊細でかなりの努力が必要で、レッスン期間を終えたらすぐにプロフェッショナルになれるというものではなりません。

本気でプロフェショナルなボイストレーナーを目指す人対象です。
本気の方は是非下記プログラム内容を読み進めてください。
何かわからない事、不安な事、交渉したい事などがございましたらご連絡ください。
よろしくお願い致します。

プログラム内容

座学1 解剖学

体の仕組みと発声に関わる筋組織を知る

身体の支え
頸椎・胸椎・腰椎の関連性・肋骨・肩甲骨・姿勢起立筋・骨盤底筋・インナーマッスル
棘筋・胸鎖乳突筋・腹直筋・腹斜筋・腹横筋
呼吸筋の動き
肋骨・肋間筋・斜角筋・横隔膜
発声共鳴器官と声の連動
広頸筋・頸長筋・表情筋・側頭筋・前頭筋
咽頭筋・喉頭外筋・舌・喉頭内筋

座学1 発声用ウォーミングアップの理論と実践

  • 発声器官の筋肉連鎖と声帯のストレッチ
  • 筋トレ法・身体の支え筋トレ・呼吸筋トレ・発声器官連鎖の筋トレ
  • 内蔵の位置どりと声帯の位置どり

実技1 基本発声の理解1

A(自分でできる)から B(他人の体を見てわかる)

AからBー1 姿勢
立ち方・座り方・頭と脊椎の位置と置き方
体の緩み・体重バランス・動作中の姿勢
AからBー2 力と支え
発声に必要な力と不必要な力・楽器としての支え
骨盤底と横隔膜の性質と連動
AからBー3 呼吸
呼吸器官の位置と支え・動いて良いもの動かない方がいいもの
動かし方と動かされ方
AからBー4 口と喉の使い方
口の開け方・口腔内の使い方・表情筋の使い方
軟口蓋と咽頭筋の状態と使い方
AからBー5 首の使い方
伸ばし方と方向・肋骨と胸椎からのサポート
頭部と表情筋と校内筋からのサポート・イメージのサポート
AからBー6 喉と舌の使い方
喉の開け方・位置の取り方・喉の感覚と音
AからBー7 声帯1ポジション取り
首の角度と舌の位置・中咽頭の広げ引き上げ
上咽頭の張りと引き上げ・下咽頭の広げ
AからBー8 声帯2角度と状態
声門の開閉・声帯の厚さ・声帯の角度・声帯の振動域

実技2 基本発声の理解2

B(他人の体を見てわかる)からC(他人を誘導できる)まで基本発声の理解1と同じ内容で行う

実技3 歌唱法

  • 音楽脳の作り方 音程脳と言語能
  • イメージによる3つの動きの連鎖(呼吸 原音の音程発音 共鳴)
  • 音感練習 ポップスソルフェージュ等
  • フレージング 音程移動のイメージング

実技3 伴奏法

  • ピアノコード理論と練習ダイアトニックスケールコードの理解と対応
  • テンションコードの理解と対応
  • 単純なカデンツの理解と移調練習
  • 同調上のダイアトニックコード以外のコードバリエーションの理解と対応
  • ループコードのバリエーションパターン
  • メジャースケールでのオブリガート
  • ベースラインのパターン
  • 色々なコード進行の移調練習
  • 鍵盤を使ったコード調音練習

心理学

表現者心理・講師心理

  • 表現欲と恐怖心 羞恥心と自意識
  • 表情筋の動きと声のトーン
  • 姿勢と呼吸の動き テンションの持ち方と誘導
  • 表情筋の動きと声のトーン

メンタルトレーニング

  • 体軸感覚と呼吸
  • 表情筋、目の使い方
  • イメージトレーニング
  • モチベーションスイッチ